船を機走により操船することとは

機械力を使って船を動かすということは、一般的には船に搭載されているエンジンでスクリュープロペラを回転させることにより前進・後進をさせて、その船の進む方向を舵でコントロールすることなどが操船の基本事項になります。
ところで船が車と大きく違うのは、「ブレーキに該当する機能のものがない」「舵をまっすぐにしても決して船がまっすぐ走るという保証がない」「バウとスターンがそれぞれ反対の方向へ横滑りする」といったことがあります。
船を機走により操船するためには、船の一般的な物理特性を知ることが重要です。
その一般的な物理特性を知ったうえで、自分が操船する船の個性を掌握すると、安全でスマートな船の操縦を実現することができます。
そして基本を理解すれば臨機応変の応用がききます。でも経験的な見地から言わせていただくと、ほとんどの事象は基本のノウハウの範囲でカバーできているような感じがします。

1. 前進の機械の使用 PDF 93KB 1ページ
2. ショートバースト:機械の大胆な使用 PDF 168KB 1ページ
3. 後進で直進を維持するコツ PDF 143KB 1ページ
4. 狭い水面での機械の適切な使用 PDF 148KB 1ページ
5. プロップウォーク (Prop Walk) PDF 191KB 2ページ
6. プロップウォークの限界 PDF 280KB 2ページ
7. プロップウォークの実践と応用 PDF 251KB 2ページ
8. 船の転心と操船への応用 PDF 171KB 3ページ
9. 傘型危険界 PDF 108KB 1ページ
10. ウイリアムソン・ターン (The Williamson Turn for MOB ) PDF 207KB 1ページ

■ HOME (左フレームにメニューページが開いていない場合は、ここをクリックしてください)