セイリング

「セイリングに興味があるけど、自分とは世界が違うかな・・・?」
と思っていたら、それは大きな誤解です。でも岸辺から沖を眺めて憬れているだけでは、何も始まりません。ちょっとしたきっかけがあれば、意外と簡単に触れることができます。

もし自動車の運転をしたいのだったらどうします?自動車学校へ行きますよね。
試験を受けて、合格したら運転免許証がもらえます。
小型船舶も同じです。講習を受けて、試験に合格したら小型船舶操縦免許証がもらえます。
セイリングも同じ・・・と言いたいのですが、小型船舶操縦免許証を取得したからといってすぐにセイリング・クルーザーを操ることはできません。
小型船舶の操縦とセイリングのスキルはまったく別物なのです。
それならばセイリング・スクールへ出かければいいのですが、残念ながら自動車学校ほどメジャーではありません。次の手段としてセイリング・クルーザーを持っている人のところで教えてもらえば、ある程度の技術レベルまでは到達できます。今まではほとんどの先人がこの徒弟制度を踏襲してきました。

ここで少々問題が発生します。教えてくれる人は、本当に教え方が上手なのか分かりません。
教えてくれる内容は、その人の船のことが主になってしまって、他はどうなっているのか違いが分かりません。
せっかく教えてもらったのに、そのスキルを他所で証明する手段がありません。
さらにはセイリング・クルーザーを操縦できるのに、海外で遊ぼうと思っても現地では信用してもらえませんから、簡単にはベアハル・チャーター( 自分たちで運航するスタッフなしの完全チャーター )をさせてくれません。
「本当に操縦できるの?」ということで、現地でチェックされることから始まります。
その状況は、長年やっているベテランオーナーでも同じなのです。

それならば、スキルを認めてもらえるサティフィケーション(証明書)を持っていればいいのです。
残念ながら日本独自の世界に通用するスキルの証明書は存在しませんが、世界にはイギリスの「RYA」をはじめとしていくつかのサティフィケーションを発行できる機関があります。そして「ISPA」もその一つです。
インストラクターの鈴木は、ISPAのカリキュラムのうち「コンピテントクルー」と「ディスキッパー」のサティケーション発行資格を有しています。このレベルのサティフィケーションがあれば世界中どこでもセイリング・クルーザーをチャーターできます。

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