トレーニングの特徴

●集中合宿方式
船に寝泊りするのですから、日常の雑事から完全に切り離された環境に身を置いていただくことになります。必然的に非常に高い研修効果が得られます。
●少数精鋭方式
4〜5名で行います。海や船に関する基本知識・技術は、OJT方式で講習します。
また船舶運航の実場面での処置は、その都度完全フォローします。
●ロールプレイング方式
船舶を運航するための実務に即した配置と業務をローテーションして実体験していただきます。
ただし学んでいただきたいのは船の動かし方ではありません。はっきり申し上げて船や海に関する知識は単なるツールでしかありません。
もちろんスキッパーは指揮官としての役割を果たしていただきます。指揮官には組織運営のためのリーダーシップが求められます。スキッパーを支えるスタッフは各配置での役割を正確に果たしていただきます。
理屈でも、演技でも、手続きでも、想定でもありません。船は実際に走ります。
●対話型リーディング方式
ロールプレイングの「スキッパー」役に対して、基本的な道付けでスタートしたあとは、一方的な解説は行いません。
スキッパーを中心にして自分たちで課題を見い出し、答えを導き出せるようにガイダンスします。
未経験者にとって海や船は未知の世界ですが、その未知のものを分析し、理解し、対処していくプロセスを実体験することをもっとも大事にしているカリキュラムです。
船で体験できた問題点へのアプローチ・プロセスは、実場面での問題点を分析・解決することにフィードバックできるものが必ず得られるはずです。
●評価・審査機能
研修期間を通して人物評価等を実施いたします。さらに研修参加者全員に個人用ログブック(航海日誌)の記入を義務とします。拘束事項はなにもありませんが、記録される内容に対して臨機のアドバイスを行います。さらに観察項目ごとに所見を発生させていきます。研修派遣もとの人事担当者様からご希望の審査事項がある場合は、それも加味いたします。

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